プロサッカー選手になりたい!
そんな息子の夢を叶えるためにはチームの練習だけでは足りません。
うちは今週に7回チーム練習に参加していますが、それでもやっぱり足らないと感じています。
※運動量が上がって怪我が怖いので1日完全OFFを作りました。
息子が入っているチームは戦術重視のため基礎練習をあまりしないんです。
低学年から戦術を教えても足元の技術がないと実感したため、家では徹底的に基礎をやろうと決めました。
我が家の3歳、6歳、8歳の3兄弟+パパが家でやっている練習法を紹介します。
徹底的に基礎を体に覚えさせる
僕はサッカーのことを全く知りません。だから、"サッカー"を学ぶことはコーチに全部お任せです。
だから、家ではサッカーの基礎、アジリティ、体幹、運動神経を鍛えればいいと思い、メニューを組んでいます。
基礎練習のメニュー
基礎練習で今やっているのはこのメニュー
- リフティング
- ボールタッチ(ジンガ・ボールマスタリー)
- コーンドリブル
- フェイントからシュート
- 1対1
こんな感じでしょうか。
外でできるときはパスやトラップなども入れます。
一つ一つ紹介していきます。
リフティング
リフティングなんかうまくなってもサッカーはうまくならない!などの話も聞きますが、僕は大事かなと思っています。
サッカー初心者の頃は、足のどこに当てるのか、ボールのどこを蹴るのかを体で覚えないといけません。
動いているボールを正確に蹴るのはなかなか難しいです。
その練習のためにリフティングは最適かなと思います。あと、集中力UPにも効果ありです。
また、リフティングは数字が目標になるため、子供がやる気になるし目標達成のための努力を覚えるのにもいいですよ。
1000回もやる必要はないと思いますが、低学年で100はクリアしておきたいですね。
次男が500回を超えたので、回数を目標にするのはやめました。
それよりも、インサイドやアウトサイド、ヘッドなど色んな所でリフティングをしたり、動きながらやることを重視しています。
また、三男が卒園するまでに100回チャレンジをしています♪
ボールタッチ
狭いところでもできるので家でやるのに最適です。
足でボールをコントロールするってめっちゃ難しいです。
もしサッカーをやったことないなら、子どもと一緒にミニゲームしてみてください。子供がどれだけ苦労しているのかわかります(笑)
ボールタッチは非常につまらない練習だと思いますが、やればやるだけ上達します。
最初は1日5回でもいいので習慣化させることが大事です。
今では5種類のボールタッチを各100回を毎日やっています。(サボってるかもw)
人は3週間行動を続けると習慣化すると言われているので、まずは負担にならない回数で3週間続けてみてください。
何かの行動と組み合わせるともっと有効です。
「例えば朝ごはんを食べたらボールタッチを10回やってから学校へ行く」
などです。
ボールタッチは土屋賢二さんのジンガやクーバー・コーチングのボールマスタリーをやっています。
DVDが付いているので見ながら子どもと一緒にやってみましょう。
コーンドリブル
コーンドリブルの種類はYouTubeなどを参考にしています。
初めて見た時は「何じゃこの子?めっちゃ上手いじゃん!!」とびっくりしました。
子どもたちと一緒になんども動画を見ていました。
最初は全くできませんでしたが、やっぱりやっているとうまくなっていくものです。練習は裏切りません!
マーカーやコーンを並べていろんなドリブルをします。
ダブルタッチや足の裏、インアウト、アウトアウトなど数種類のドリブルをしています。
コーンドリブルをやるときに意識させているのは
- ボールをなるべく見ないこと
- とにかく早く
ということです。
ボールばっかり見ていてはいい選手にはなれないし、ゆっくりやるのは誰でもできます。
とにかくトップスピードで何度も失敗しながら練習すればそのうちうまくなっていくと思っています。
うちでは、兄弟3人でタイム競争をして競わせています。もちろんハンデを付けていい勝負になるように工夫していますよ^^
いつも負けて誰かが泣いていますけどね・・・。
先日「ドリブル上達トレーニングメソッド」というDVDを購入しました。
コーンドリブルのバリエーションや気をつけるべきところをわかりやすく解説してくれます。
このDVDを買って1ヶ月ほど練習したところ、ドリブルで突破の成功率が上がりました。
今まではダブルタッチしか使わなかったのに、アウトサイドもしっかり使えるし、フェイントも織り交ぜて「上手い!」と言われるドリブルができてきていると思います。
DVDの感想はこちらに書いたので、ドリブルを上達させたい方は参考にしてくださいね!
フェイトからシュート
ゴールの前にコーンをおいてステップオーバーやシザース、エラシコ、ダブルタッチなどフェイントを一回入れてシュートです。(さっきの動画にもあったと思います)
家の中でやると、壁が壊れる恐れがあるのでシュートはあまりやりませんが、外で練習するときはやっています。
また、コーンだと距離感がつかめなかったりやりやすいようにやってしまうので、コーンの代わりにパパが立って足を出したりもします。
コーンと人だと全然違いますからね。
この辺りはなかなか上達しないので課題でもあります。
長男は縦への切り込みが甘くて抜けないし、抜いた後に体を入れられないのですぐに追いつかれちゃいます。
次男は間合いが狭いので足を出されてカットされます。
チームや家で1対1をたくさんやって身につけていけばいいのかな。
1対1
一番燃えるし楽しく上達できます。
長男と次男で戦わせるといつも泣いて終わるので、「パパVS子供」でやっています。
兄が本気でタックルするので怪我防止というのもあります・・・。
同じ学年の子と一緒に練習できるなら戦わせるのが一番いいでしょうね。
パパとやるときは最後は負けるようにしています。そのほうが子どもたちの自信も育つし楽しくなると思うから。
最近は本気で負けることも増えてきました((;゚Д゚)成長が楽しみです。
体幹トレーニング
最近は体幹トレーニングも取り入れるようにしています。
と言うのは、長男が上半身の筋力がなくてバランスが悪いと感じたから。
足も遅く、反応も鈍い。典型的な運動神経が鈍い男なんです。
やっていることは
- 動物モノマネ競争
- 片足バランス
- 腹筋背筋
です。
動物競争は、犬や鶏、カニ、蜘蛛などの真似をして競い合います。
普段使わない筋肉を使うのでいいトレーニングになります。
昔ながらの手押し車もいいですよ。
バランスと腹筋背筋は最近この本を買って勉強しながら実践しています。
低学年でもこの程度の筋トレはしたほうがいいようです。
パパとママのダイエットにも良さそうなので風呂あがりに一緒にやっています。
続くかな・・・?
アジリティ
俊敏性ですね。長男の課題中の課題です。
2年間みっちりサッカー漬けの日々なのに足がなかなか早くならない。
運動会でもクラスで中の下くらい。マラソン大会でも10位と中途半端。
冬休みに「足が早くなるトレーニング」の家庭教師を受けたのですが、未だに効果はなし・・・。
ということで、アジリティトレーニングはラダやシャトルランなどをやっています。
ラダはそんなに高くないし、家の中でやるならカラーテープを貼ってもいいかもしれませんね。
やり方はYouTubeで探せばいくらでも出てきます。
神経系発達のために
9~11歳くらいにゴールデンエイジという時期があります。
この時期は運動能力がグーンと伸びる時期と言われていて、急激な成長を期待できます。
その前の4~8歳はプレゴールデンエイジと言われていて、神経系が急成長する時期です。
ゴールデンエイジに大きな成長をするためにはプレゴールデンエイジの時期が大切ということです。
つまり、プレゴールデンエイジの時期にサッカーばっかりやっていては、ゴールデンエイジの時にあまり成長しない可能性があるということ。
なので、とにかくいろんなスポーツをやらせたほうがいい。と言われています。
とは言え、なかなかできません。
なので、家で縄跳びやドッチボール、逆立ち、でんぐり返しなどをして遊んでいます。
どうしてもサッカー重視になってしまいがちなんですが、3年生くらいまではいろんな遊びを組み入れてやりたいですね。
最近はコーディネーショントレーニングというのが良いようで、DVDを1つ使いました。
練習を続けるために大切なこと
家でやっている練習をつらつら書いていますが、毎日全部のことをやっているわけじゃありません。
学校が始まると、毎日の生活で一杯一杯になることも。
なんとか時間を見つけて、基礎練をしたり、遊んだり。
でも、基本的に子供って基礎練嫌いですよね。
僕も素振りとか全くしませんでしたから(野球部です)「今日は500回素振りするぞ!」と決めて100くらいで「こんなもんでいいかw」とやめていたタイプです。
単純な練習はなかなか続かないものです。
だから、練習を続けるためには
- 楽しませること
- 競わせること
- 目標を決めること
- 目標達成を喜ぶこと
が大切です。
うちは常にこれが課題でもあります。
だから、「素人パパである僕が一緒にやること」を意識しています。
口だけ出すのは誰でもできるけど、一緒にやると楽しさもつまらなさも難しさも分かります。
4年生くらいまでは子どもと一緒に競い合って、目標達成を喜び合って続けていこうと思っています。