ども^^
子供が「足が痛い!」というもんで、整骨院に行ってみると
「偏平足ですね・・・」
と言われました。
しかも、長男(10歳)と次男(8歳)のふたりとも。
実は私も偏平足です。
これって遺伝なのか?
偏平足のせいで足が遅いのか?
偏平足だから怪我をしたのか?
といろいろ疑問に思ったので、ネットや本を読んで徹底的に調べてみました。
3つの足裏のアーチ
偏平足といえば、足の裏のアーチがないことを言うのは知っていますよね。
でも、足の裏のアーチって一つだけじゃないんですよ。
実は、足の裏には3つのアーチがあります。
1.親指の付け根から踵にかけたアーチ
2.小指の付け根から踵にかけたアーチ
3.親指の付け根から小指の付け根にかけたアーチ
この3つです。
これらの足の裏のアーチはどんな役割をしているのでしょうか?
足裏アーチはバネ。偏平足は疲れやすい?
この3つのアーチは、バネの代わりをしてくれます。
自分の足にバネがついているイメージをしてみてください。
そのバネが潰れていて、縮んだり伸びたりしない。
そんな上体で、走ったり跳んだりしたら衝撃をもろに受けますよね。
つまり、偏平足の人は走ったり跳んだりした時の衝撃をもろに受けるので足が疲れやすくなるんです。
それだけじゃありません。
サッカーやスポーツをしている人は使いすぎによって怪我をしやすく鳴ってしまうんですね。
息子たちは、サッカーを毎日のようにやっているんで、偏平足が原因でゲガにつながっているのかもしれません。
(現在、兄はシーバー病で2ヶ月間お休み中)
さらに、怪我だけじゃなく足をうまく使えないのでパフォーマンスの低下にもつながってきます。
偏平足だと足が遅いって本当?
偏平足の人は足が遅い。
こんな話を聞いたことがある人もいると思います。
これが本当かどうかは医学的には証明されていないのでわかりません。
偏平足でも足が速い人もいれば遅い人もいます。
私も若干偏平足ですが、大学時代の100m走のタイムは12.9秒でした。
体育大の中では遅い方ですが、普通の人の中ではそこそこのタイムだと思います。
多分偏平足じゃなければもう少し足が早かったと思います。
というのも、やはりバネがしっかりしていれば地面の力をうまく伝えられるので足も早くなるからです。
私は偏平足ですが、妻はしっかりしたアーチがあります。
実験的に写真を取ってみたらびっくり。
こんなに差があるなんて・・・。
あとで子どもたちの写真も取って確認してみようと思います。(今学校に行っているのでw)
もう一枚写真を取ってみたのですが、これがまた驚愕です( ゚д゚)
なんか、曲がっている!
そうなんで、偏平足だと足裏のアーチが潰れるのでそこに体重がかかり写真みたいに曲がってしまうんです。
こんな上体で走れば、地面を蹴った力が逃げてしまうのでタイムも伸びないですよね。
あと、怪我も怖いです。
偏平足って遺伝なの?
「あなたが偏平足だから、子どもたちにも遺伝したのよ(-_-;)」
なんて責められていますが、本当に遺伝なのでしょうか?
偏平足の原因には、先天性のものと後天性のものがあるそうです。
先天性のものは、生まれた時から骨に異常があるもののようなので、多分違います。
偏平足の90%は後天性のもので、原因は
・スポーツなどでの使いすぎ
・足裏の筋力不足
・長時間の立ちっぱなし
・肥満によるもの
・運動不足
が上げられるようです。
子どもたちの偏平足の原因として考えられるのは、「使いすぎ」と「筋力不足」ではないかと思います。
実際に整骨院でも、「マッサージとエクササイズをしてくださいね♪」ということを言われました。
偏平足を治すためのエクササイズ。子供もできる3つを紹介
では、どのようなことをすれば、偏平足が治るのでしょうか?
整骨院で紹介された3つのことを紹介していきますね。
グーパー体操
足の指でグーパーと繰り返し行う。
1日30回を2~3セット。
できるなら、チョキも入れると効果的かも。
子どもたちにもやらせていますが、チョキができなかったりパーができなかったりします。
根気よくやって、自由自在に動かせるようになればサッカーもうまくなるかも(^O^)
タオルを使って、足の指を引き寄せるのもいいですよ。
つま先立ち歩き
ことがの通りつま先立ちで歩きます。
この時に、意識するのが次の2つ
1.親指を意識する
2.拇指球を意識する
拇指球側にしっかりと他一重がかかっているのを意識して親指を使って地面を蹴ります。
拇指球ばかりに意識が行くと、親指が浮いてしまうので、ご注意を!
ビー玉つかみ
ビー玉や小さいものを足の指で拾うのも効果的です。
グーパー体操と同じですが、ただグーパーするのは子どもたちは飽きちゃうので、おもちゃを拾わせるなどするのもいいですね。
我が家では、ビー玉を床に散らばせていくつ箱に入れられるか競争したりしていますよ。
柔軟性も大事!ストレッチをしよう
上の3つのエクササイズのほかに、ストレッチでアキレス腱や足の裏の健を伸ばすのも大切です。
ケガ予防には、他の部分のストレッチも大切なので、お風呂上がりには必ずやるようにしましょう。
偏平足のためのストレッチを3つ紹介します。
アキレス腱
足を前後に開き、壁に両手を付き前の膝をグーっと曲げてアキレス腱を伸ばします。
足はまっすぐ壁に向かっているように注意しましょう。
アキレス健も伸び、足首も柔らかくなりますよ。
また、走った後のふくらはぎの疲れを取る効果もあります。
足の裏
つま先立ちの上体で正座をします。
自分の体重をかけて足の裏をグーッと伸ばしましょう。
マッサージも効果的
寝る前などに子供にマッサージをしてあげるのもケガ予防に効果的です。
偏平足で足への衝撃が強まって、踵や膝が痛くなる子どもが多いようです。
我が家では、シーバー病(踵)オスグット(膝)といった成長痛の診断をうけてからマッサージをするようになりました。
特に、足の裏やふくらはぎ、大腿四頭筋、ハムストリングといった足全体をマッサージしてあげましょう。
強く揉むのはNGで、さすってあげる程度でも効果はありますよ。