長男はどうも気持ちが弱い。
オレがシュートを決めるんだ!
オレがチャンスを作るんだ!
オレがゴールを奪うんだ!
そんな「オレが!オレが!」という気持ちが全く無い。
やる気はあるんだけど(?)気持ちが前に行かないからコーチからの評価もイマイチ。
長男が通っているクラブの選手の選考基準がブログに書いてあったのですが
1.強い気持ち
2.賢さ
3.体力
4.テクニック
という内容でした。
長男は「俺はチーム一のテクニシャンだぜ!」と豪語しているんですが(確かにテクニックはあるけど1番じゃないw)テクニックは4番目。
確かに、最近入ってきた2年生はテクニックはないけど、運動神経抜群で気持ちが前に前に行く。
足元の技術はないのでトラップやフェイントはできないけど、こぼれ球に誰よりも速く反応して、ぶっち抜いてゴールまでボールを運んでしまう。
敵がドリブルで攻めてきてもいち早くカバーをして積極的にボールを奪う。
そして、U-10の練習試合のメンバーにも選ばれちゃうんだから・・・。
そのU-10の練習試合で長男は先行から外されたんです。
同じ3年生で外されたのは長男含めて3人。
その3人を見てみるとやっぱり「気持ち」が前に向いていない。
これはチャンスだ!
ということで、長男とミーティング。
「今回の練習試合のメンバーから外れたぞ!
でも2年生の2人は選ばれた。
選ばれなかったのはお前を含めて3年生の3人だけ。」
そんな話をしました。
すると、目に涙を浮かべて悔しがっています。
「どうして僕は外されちゃったのかな?」
と聞かれたので
「それはパパにはわからない。知りたいならコーチに聞いてごらん」
と話しました。(大体はわかってたけど、笑かないことはコーチに聞く習慣を付けたかった)
すると、その日の練習前にコーチに聞いていました。(成長を感じる瞬間w)
するとやっぱり「気持ちが弱い。もっと自分で行く気持ちを持たないと!」
と言われたそうです。
その後の練習やミニゲームでもコーチに散々「もっとつよく!!!」とケツを叩いてもらい半べそかきながら走っていましたw
その日から、「強い気持ち」をテーマに家でも言い続けてきました。
そして昨日の練習試合。試合会場に送っていく車内では
「長男がボールを奪って、敵をかわしてチャンスを作るんだ!
お前から始まるんだよ。『自分がやる!』って気持ちをもってやらないとチームに存在価値はないぞ!」
という話をしました。
すると、コートには全く別人の長男が立っていました。
常に前傾でボールを睨みつけています。
気持ちが前に前に向かっているのが姿勢にでていました。
声もでていたし、強いディフェンスもできていた。
技術的にもサッカー戦術も全然足りないけど、ようやくスタートラインに建てたかな?と思いました。
これが続けばコーチの評価も上がるだろうし、長男のサッカーレベルも1ランクUPするでしょう。
「俺がやるんだ!」という強い気持ちはこれからのテーマとして、ずっと伝えていこうと思います。
こうして、メンバーから外され悔しい思いをしながら成長していくんだなぁ。