トラップ

トラップが下手なら練習あるのみ!ファーストタッチの基本を抑えよう。

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トラップ。大事ですよね。

小学校低学年の息子はトラップがめちゃくちゃ下手くそ。

今までドリブラーでしたから、パスを受けることがなかったんでしょうね。

 

トラップミスでボールを奪われたり、ボールの置き所が悪くてシュートミスしたり・・・。

もう見てられません!

 

トラップの技術は磨けば磨くほど、サッカーがうまくなります。

しっかりとトラップができるとこんな良いことがありますよ!

 

・プレーに余裕ができる

・選択肢が増える

・アイディアが出てくる

 

いい位置にボールを置くことで、時間ができ、プレーに余裕が生まれ、選択肢が増えるからアイディアも出てくる。

結果いいプレーがどんどん出来るようになる・・・はずです。

 

日本人でトラップがうまいのは誰だ?

日本人プレイヤーで一番トラップがうまいのは誰だ?なんて議論になった時に上がってくるのはこの方々。

 

柿谷曜一朗

香川真司

内田篤人

中村憲剛

 

中でも柿谷曜一朗選手は、多くの人が「うまい!」と絶賛していますね。

 

うますぎ( ゚д゚)

 

いきなりこんなプレーは出来ないので、基本からしっかりとやっていきましょう。

 

「トラップの基本」と言われても、なかなか言語化するのは難しいですよね。

サッカーをずーっとやっていた方もうまく説明できないのではないでしょうか?

 

そんなトラップの基本を教えてくれたのはこちらのDVDです。

 

DVDを見て、子どもたちと一緒に練習をしています。

やっぱりやればやっただけうまくなりますね。

子どもたちと練習する上で、気をつけていることや上達するポイントをお伝えしていきます!

 

小学生がグングン上達するポイントとは?

トラップの練習方法に行く前に、質の高い練習をするためのポイントをいくつかお伝えします。

我が息子たちは、まだまだ自分で意識を高く持って練習することが出来ません。

 

なので、親の私がうまく工夫して、ただ闇雲にボールを蹴るのではなく、ポイントを意識させ、短時間の練習でも上達させるようにしないといけません。

 

子供をやる気にさせるにはダメ出しじゃなく褒める

子供と一緒に練習するときは、とにかく褒めること。

うまく言ったプレーを褒めて、なぜうまくいったのかをイメージさせて次もそのプレーができるように考えさせることが大事です。

 

逆にうまくできないことを指摘するとすぐにやる気を失います。

 

僕は以前(今でもたまに)、ダメなところを指摘していたら、子供が泣き出してやる気を完全になくしてしまったことがあります。

 

小学生年代はダメ出ししちゃいけませんね。

 

「お、上手い!スゴイなぁ。今のどうやったの?

 

という声がけをすることで、うまくいったプレイを意識できるはず。

 

あと、基本の練習はつまらないものです。

高学年くらいになれば、意識を高く持って練習できると思いますが、低学年なら集中力が続きません。

子供はつまらないことをずっとやる集中力がないので、短時間でサクッとやるほうがいいでしょう。

または、楽しくできるように「1分間で何回できるか」などゲーム感覚にできる工夫をするのもいいかも。

 

意識させること

練習で大事なことは「意識すること」です。

トラップの練習なら

・ボールのどこに当てるのか

・足の土の部分に当てるのか

・どこにボールが止まるとプレイしやすいのか

 

 

トラップの練習方法

「トラップ」と一言で言っても、いろんなシュチュエーションがありますよね。

いろんな場面を想定して練習することはとっても大切なことです。

 

でも、まずは基本からやっていきましょう。

 

トラップの基本は対面パスで押さえよう

まずは対面パスです。

サッカーをやっていれば誰でもやったことありますよね。

参考にしたKENGOアカデミーのプレ動画があったので参考にしてください↓

 

さすがプロ!ボールがピタッと止まるのがすごい。

 

動画でも言っていますが、対面パスで意識するポイントは次の通り。

 

 

・ボールの勢いをしっかり止める

・次の行動がしやすい位置に止める

・素早く!正確に!をしっかり意識する

 

 

どんな強いボールでも、次に行動しやすい位置にピタッと止められる。

これがトラップの基本です。

 

では、どうすればできるようになるのか?

 

 

・足首を開いて固定する

・ボールの少し下を触ってバックスピン

・少しジャンプしてトラップする

 

 

トラップで大事なのは、つま先をひらいてしっかり固定することです。

足首がグラグラしていると、ボールが右に行ったり左に行ったりして定まりません。

また、トラップする際に少しジャンプをすると、ボールの勢いを止めることが出来ますし、次の行動もしやすくなります。

 

あとは、ボールのどこを足のどこで触るかですが、ここは人によって違います。

 

中村憲剛選手は、こう言っています。

「人によって足の形は変わってくるので、どこがいいと言うことはない。

自分の位置を見つけることが大切です。」

 

そう!何度も練習して、自分がうまくいくポイントを探すのです。

 

トラップの基本を身につけるには、ポイントを意識して徹底的に反復練習をするしかないのです。

 

 

 

左右の足を使えるようにしよう

サッカーは得意じゃない足もうまくならないといけません。

右利きなら左足もしっかりトラップ&キックができると、ライバルに差をつけることができますよね。

 

得意じゃない足でも出来るようになるには、やっぱり練習しかありません。

 

子どもたちはどうしても得意な方ばかりでやりたがります。

だから、「左でもトラップできるかな?」などと不得意な足も使うように言葉がけしています。

 

右足でトラップ→右でパス

左足でトラップ→右でパス

左足でトラップ→左でパス

右足でトラップ→左でパス

 

このくらいのバリエーションでできるといいですね。

時間と子どもたちのやる気次第で、どのまでやるか変えてます。

 

動きながらトラップ

試合になると対面パスをすることは、ほとんどないですよね。

後ろからプレッシャーがくれば、前に出ながらトラップしないとインターセプトされてしまいます。

また、横からのパスを走りながらトラップすることもあるでしょう。

 

子どもたちの練習や試合を見ながら、どんなトラップが苦手なのか見つけてあげるといいでしょう。

そして、家での自主練で、その苦手なシチュエーションと同じ状況を作って練習するといいですね。

 

その時も、「あのときのミスはここがダメなんだ!」「このトラップが下手だからミスするんだ」などとダメ出ししないように。(私はよくやっちゃいます・・・)

 

動きながらのトラップのポイントも、対面パスと同じです。

 

・次にプレイしやすいところにボールを置く

・ボールの勢いを止める

・前を向く

 

トラップして2タッチめでパス、シュート、ドリブルなんでもできる位置におけるように意識しましょう。

また、後ろからのパスの場合、体の向きにも気をつけてなるべく前を向けるようにするとチャンスが作れますよ。

動画がいくつかあったので参考にしてください。

 

 

 

 

浮いたボールのトラップ

小学生って浮き玉のトラップが下手ですよね(笑)

まず、落下地点がわからない。

そして、バウンドを合わせられない。

 

なるべくなら、ノーバウンドで触ってピタッと止めれば次のプレイがしやすいですが、それがまた難しい。

 

まずは、ボールの落下地点を予測することからはじめるといいでしょう。

 

練習方法としては、ボールを色んな方向に投げてあげてキャッチさせる。

「ノーバウンドで取れるかな?」

と言って、ゲーム感覚に楽しむといいですよ。

 

それができたら、今度は、キャッチではなく足で触ってからキャッチ。

インステップだけじゃなく、インサイドやアウトサイド、胸などが使えるといいですね。

 

それができたら、ピタッと止めたり、思い通りにコントロールする練習をするといいでしょう。

自分一人でもできるのでリフティングと一緒にチャンレンジしてみてください。

 

クッションコントロール

 

エッジコントロール

 

浮いたボールのトラップでも、気をつけるポイントは同じです。

 

・次のプレイをしやすいところに置く

・足元にピタッと止める

 

浮き球の場合、なるべく早くバウンドを止めることを意識します。

一人でも練習できますし、二人なら片方がボールを投げてあげるといいでしょう。

 

 

コントロールオリエンタード

長男が1年生からお世話菜になったチームのコーチは、バルサスクールの元コーチ。

トラップの基本はそこそこに、コントロールオリエンタードをずーっとやっていました。

 

コントロールオリエンタードとは、スペイン語で「方向づけをしたボールコントロール」の意味。

 

要するに、ファーストタッチで自分の有利になるスペースにボールをコントロールすることです。

ただ、個人的にはトラップの基本がしっかりできていない状態で、いきなりコントロールオリエンタードを擦るのは難しいです。

 

コントロールオリエンタードを正確に行うには、トラップの技術と周りを見ることが大切になってきます。

 

周りを見て、相手ディフェンダーがどこから来るのか、どこに有利なスペースがあるのかをしっかり見ないとなかなかうまく行きません。

 

また、トラップの基本をしっかりできないことには、お話になりませんので、まずは基本をしっかりと練習しましょうね。

 

一人でもできるトラップ練習

トラップ練習は2人以上でやるほうが効果的ですが、一人でもできます。

壁に蹴って帰ってきたボールを止める。

これを高い意識でやることで、トラップ技術は向上するでしょう。

 

浮き球のトラップは、自分でボールを投げて行うこともできます。

リフティングと一緒にやるといいですね。

 

トラップ練習でお世話になったDVD

トラップ練習を効果的に行うには、You Tubeなどの動画を参考にするのもいいですが、しっかりしたDVDなどを購入して繰り返し見ることも大切です。

僕が参考にさせていただいた、KENGOアカデミーは小学生におすすめの教材ですが、価格が高い。

DVDが2枚あり、1枚目はトラップの基本を中村憲剛選手が丁寧に教えてくれます。

2枚めはKENGO視点ということで、健吾選手が頭にカメラを付けて、どのように周りを見ているのかを、解説してくれます。

価格は21,600円。

興味がある方はこちら

http://www.e-3shop.com/kengoacademy/

 

もう一つのおすすめは、風間八宏 FOOTBALL CLINIC Vol.1 [DVD]です。

こちらは3,000円以下とそこまで高くないし、トラップの大切さと練習メニューが丁寧に解説されています。

また、それぞれのトラップをドイツ・ブンデスリーガの選手がどう活用しているのかの動画もあるので、とっても参考になりますよ。

 

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まとめ

トラップはサッカーを擦る上ではとっても大切な技術です。

トラップが下手くそだと、せっかくパスをもらったのにすぐにボールを奪われたり、ディフェンダーに当たられてしまったり、チャンスを作れずバックパスしかできなくなってしまいます。

 

トラップの基本は

・次の行動がしやすい位置にボールを止める

・ボールの勢いをしっかり止める

ことです。

 

これができるようになったら

・相手を騙してファーストタッチで抜き去る

ことにも挑戦してみるといいでしょう。

 

トラップ技術を向上させるには、ひたすら練習するのみです。

ボールを止める位置をセンチ単位で意識してみてください。

また、ボールのどの部分を足のどこに当てるとうまくいくのかを意識することも大事になってきます。

これは人それぞれ感覚が違うので、うまくいったときのイメージをしっかり持って反復練習をしましょう。

 

 

 

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