おすすめの本・DVD

フットボールネーション理論は嘘なのか?批判はあるけど取り入れるべき4つのこと

更新日:

ども(^O^)/

今日もサッカー楽しんでますか?

 

フットボールネーションという漫画を最新刊まで一気読みしました。

マンガ自体もすごく楽しかったのですが、興味をひいたのはその理論!

 

今までのサッカー理論を覆す内容なんだけど、沖くんがめちゃくちゃ活躍するので、「この理論はスゲー!!!」ってなっちゃいます。

でも、ちょっと待て!漫画だぞw

 

ということで、フットボールネーション理論は本当に使えるものなのか?嘘じゃないのか?というのを調べてみました。

 

フットボールネーション理論

フットボールネーションの中で言われている理論は次のようなこと。


・サッカーは大腿四頭筋(もも前)ではなく、ハムストリング(もも裏)を使う

・ディフェンスは腰を落とさないで腰高で対応する

・アウターマッスルよりもインナーマッスルが重要

・学校の上履きはダメ!足の甲と踵がしっかりした靴を履け

 

 

衝撃を受けたのはこの4つ。

他にも、オフサイドのことやゴールキーパー、止まり方などサッカー理論を色んな角度から語られているので非常に面白いです。

 

少し詳しく見ていきましょう。

ちょっとうろ覚えなので、間違っていたらすみません。

ぜひ漫画を一読していただければと思います。

 

「もも前」ではなく「もも裏」を使う

走る時や止まる時、多くの人は腿の前の筋肉(大腿四頭筋)を使っていると思います。

 

わかりやすいのが止まる時ですね。

プレッシャーを掛けて、相手の前で停まる時に腰を落とし、ももの前の筋肉でぐわーっと止まるイメージありませんか?

そのような身体の使い方をすると、太ももに負荷がかかって次の動き出しも遅くなるし、疲れが溜まりやすくなるんだそうです。

 

ではどうやって止まるのか?

止まるときは、背中を起こして重心を後ろにすればいいとのこと。

鬼木さんのDVDでも言っていましたが、駆け込み乗車をする時にギリギリ間に合わなかったときのイメージだそうです(笑)

 

もも前を使っている人ともも裏をつかている人では走り方もぜんぜん違うとのこと。

フォトジェニック(写真写り)もぜんぜん違うようです。

 

日本人選手とネイマールやメッシとの比較はこちら↓

どのシーンで撮ったかにもよると思いますが、香川選手は腰が落ちていますね。

ネイマールやメッシは足から頭までピーンと一直線になっていますが、本田選手や香川選手は「く」の字に折れ曲がっていませう。

 

 

普段の歩き方から変えることで姿勢が良くなるとのことなので、歩くときはハムストリングやお尻に意識を向け、親指でしっかり地面をけるようにしましょう。

 

ディフェンスは腰を落とさないで腰高で対応する

先程チラッと書きましたが、ディフェンスも「もも前」か「もも裏」で違ってくるとのことです。

日本の選手は、腰を低くして状態を前かがみでディフェンスする事が多いでしょう。

指導者がそうやって教えているので、仕方ないですよね。

 

でも、海外のトップ選手は腰高で上体も起きています。

ブラジルのチアゴシウバ選手が良いと漫画でも言っていましたが、動画があったので貼っておきます。

1vs1でのシーンは1:28のところくらいです。

見てみると、足幅は少し広く撮っていますが、必要以上に腰を低くして上体を前かがみにはしていませんよね。

 

ただ、レアルマドリードの選手も腰を低くしてディフェンスをしているシーンもあります。

また、浦和レッズの選手も上体を立ててディフェンスをしているシーンもありますね。

 

動画じゃなかなかわかりにくい部分もあると思います。

サカイクで鬼木祐輔さんがわかりやすく写真付きで説明してくれているので、詳しく知りたい方は下記も読んでみてください。

→サッカーの常識「ディフェンスで腰を落とす」姿勢は実は間違い、その理由とは(サカイク)

 

実際に僕も子どもたちと練習する時に実践してみました。

腰高のほうが確かに動きやすい気がします。

ただ、足が揃ってしまったり重心バランスが崩れると速攻抜かれましたw

練習が必要です・・・。

 

アウターマッスルよりもインナーマッスルが重要

ウェイトトレーニングで固く大きな筋肉よりも、大きくなく柔らかいインナーマッスルのほうが大事だ!

ということも書かれていました。

 

筋肉はリラックスしていたほうが素早く動けるということで、まずは全身の筋肉を緩める必要があるとのことです。

さっきのディフェンスでもそうですが、中腰で常に太ももの筋肉が固くなっている上体では素早い動きに対応できないんですね。

だから、腰高でぴょんぴょんと飛び跳ねながら足の筋肉をリラックスさせる。

だから、ウェイトトレーニングで作る固い筋肉よりも、インナーマッスル(体幹)のほうが大事とのこと。

 

ただ、ここは多くの人が批判しています。

この「ウェイトトレーニング不要説」は昔流行った「ゆる体操」を考案した高岡英夫さん(運動科学総合研究所)が言っていることでもあります。

というか、フットボールネーション自体が高岡英夫さんの指導を受けているようです。

 

気になたので、高岡英夫さんの著書「日本人が世界一になるためのサッカーゆるトレーニング55 」を読んでみました。

日本人が世界一になるためのサッカーゆるトレーニング55

「ちょっと話がぶっ飛んでいるなぁ・・・」と思ったところもありますが、「なるほど!」と思うこともありました。

 

 

かなり尖った内容なので、良いところだけ取り入れればいいのではないかと思います。

 

ちなみに、このゆる体操は長友佑都選手も取り入れているようです。

こういう動画を見ると、信憑性がぐっと増しますね。

 

確かに、インナーマッスル(特に腸腰筋)は大事だと思います。

特に小学生のころは筋トレなんかやらないで、体幹を鍛えが方がいいでしょうね。

 

ウェイトトレーニングが不要と言っていますが、僕としても賛成です。

重くて固い筋肉はサッカーでは邪魔になるかもしれませんよ。

 

学校の上履きはダメ!足の甲と踵がしっかりした靴を履け

これは、かなり衝撃的でした。

うちの息子は、「浮き指」「扁平足」「X脚」「足首固い」です。サッカーに向いていないんじゃ・・・。

そして、怪我が多い。

今もシーバー病でお休み中。

 

その原因の一つに、学校の上履きだとのこと。

学校の上履きって60年くらい変わっていないんだって。

こういうの↓

 

踵もふにゃふにゃだし、甲もゆるゆる。

こんな靴じゃしっかり走れませんよね。

学校の廊下は走っちゃいけませんが、歩くのにも支障がおきるでしょう。

 

このタイプの靴だと、もし災害が起きた時の避難が非常に困難らしいです。

すぐに脱げるし転びやすいから。

非常事態に備えるためにも、しっかりした靴を選びたいですよね。

 

また、このタイプの靴だと、踵と甲がゆるゆるだから、足の指が使えないんだって。

足の指ではなく拇指球あたりを使って歩く。

そうすると、浮き指になったり外反母趾になったりとよろしくない。

腰痛の原因にもなるそうです。

 

ドイツでは子供の頃から足の管理をしていて、専用のインソールを使って矯正するという話もありました。

 

サッカーは足でやるスポーツですから、足をもっと大事にしないといけませんね。

 

ということで、小学生の我が子の上履きはこれに変更しました↓

[新日本教育シューズ] 上履き 教育パワーシューズ WH シロ 23

 

まとめ

フットボールネーション理論については賛否両論ありますが、あながち嘘ではないと思っています。

裏付けを探していくと、しっかり出てきますからね。

 

新しい理論が出てくると、受け入れられない人もいるでしょう。

でも、そもそも今までの理論が間違っているということも考えられます。

 

教育やスポーツなど我々が習った20~30年前とだいぶ変わってきているはずです。

私達が教わったことを、そのまま子供たちに教えるのはもしかしたら、非常に危ないことかもしれません。

間違ったことを教えていることになりますからね。

 

フットボールネーションは最先端のスポーツ科学を元に書いた漫画です。

間違っていることもあるかもしれませんが、頭から否定することもできません。

 

フットボールネーションを読んでから鬼木祐輔さんのDVD「重心移動アナライズ」を見直してみると、とても理にかなったフィジカルトレーニングということがわかりました。

子どもたちにはハムストリングを使えるようになり、大きな相手にも負けないパワーとスピードを持った選手になって欲しいですね。

 

→鬼木祐輔さんの「重心移動アナライズ」を見た感想はこちら

 

フットボールネーションはマンガアプリで読んだのですが、子どもたちにも読んで欲しいので、全巻セットで買っちゃいました。

まだまだ話は続いていて、内容も気になるので、親子で楽しもうと思っていまーす♪

 

フットボールネーション 1 脚のきれいな選手求む! (ビッグコミックス)

 

 

-おすすめの本・DVD

Copyright© 息子のサッカーを応援しよう!素人パパと3兄弟の戦い , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.