リフティングって難しいですよね。
僕は学生時代サッカーを本格的にはやっていませんでしたが、遊びでリフティングに挑戦したことあります。
しかし、できても4回程度。「俺にはムリ~。やーめた!」
ということで、練習などしたことありません。
子どもが本格的にサッカーを始めるということで、自分もリフティングに挑戦。
なかなかうまく行かず、子どもたちも大苦戦。
リフティングがすぐにうまくなるコツを見つけるために、本を買ったりYouTubeで動画を漁る毎日。
それでもやっぱりうまくいかない。
子供も回数が伸びないから飽きる→練習しない→友だちに差をつけられる→諦める
という負のループに!
このままじゃイカン!ということで、家でも特訓することにしました。
現在
パパ:120回(ちょんちょん)
長男(小学4年生):200回
次男(小学2年生):500回
三男(年中) :88回※2018年6月
次男が5歳から始めたグラフがコレ↓
次男はコツを覚えたらしく小学2年生で500回を突破。(自称ですが)
次男は5歳の時(2015年10月)は3回しかできず泣きながら練習していました。
半年ほど続けて40回超え。
1年生で100を目指してがんばってます。
1年生で100回超えました!
現在は、インサイドやアウトサイドなど色んな部分で練習していて回数を追っていません。
長男はリフティングが苦手でキライらしく、ほとんど練習していません・・・(-_-;)
途中から次男にグイグイ迫られ、ついには追い越されて負けることが多くなったので嫌いになったようです。
負け癖を付けるのはいけませんね。
三男は年中の夏から本格的に練習開始。
現在は右足のみで20回超え。
年長までに両足で100回超えを目標に頑張っております。
三男のグラフ↓
※目標達成まで随時更新中☆
現在、三男くんが毎日一生懸命練習しているので、練習方法やコツをまとめてみたいと思います。
サッカー初心者の小学生や幼稚園生でなかなか回数が伸びない方は参考にしてください。
ちなみに、先程も言いましたが、私はサッカー未経験者です。
本や動画、自分で実践する中で私自身も100回を超えました♪
リフティングには2種類ある!
リフティングのコツをYou Tubeなどで勉強していた時に、いろんな動画を見ていたのですが、言っていることが違うので困った経験があります。
ある人は「足の甲に当てるんだよ!」といい、ある人は「親指の付け根に当てるんだよ」という。
どっちなんだよ!
という感じですが、どっちも正解。
経験者からすれば当たり前かもしれませんが、未経験者の方はわかりにくいですよね。
【1.インステップリフティング】
これ↓
足の甲に当てる方はインステップリフティング。
初心者や小さい子供はこちらからはじめると良いでしょう。
【2.ちょんちょんリフティング】
こういうの↓
親指の付け根に当てるのはちょんちょんリフティング。高学年のお兄ちゃんやフリースタイルフットボールの人がやっていますね。
最終的には両方できたほうが良いですが、まずはインステップで100回目指していきましょう!
インステップリフティングのコツ
まずはリフティングのコツや練習方法です。
先程の動画を見れば、コツがほとんどわかると思います。
コツ
・ボールの真ん中をける
・同じ所に同じ高さで上げる。高く上げすぎない(目の高さくらい)
練習方法
・1回キャッチ→2回キャッチ
・徐々に回数を伸ばしていく
こんなもんでしょう。
「そんなこと知っているよ!でも出来ないんだ!」
という声も聞こえてきそうですが、本当にこんなもんです。
いきなり回数が上がる魔法のような方法は存在しないんです!
僕もひたすら動画を見て、本を買って自分でやってみました。
子どもたちの回数が伸びなくて、どうしたら良いのか悩んだ時もありました。
ようやくある程度安定してできるようになりましたが、本当に練習あるのみなんです(笑)
実はコツなんかない!とにかく練習しろ!
多分このページを見ている人は「リフティングのコツ」を知りたいのだと思います。
しかし、一つ言えるのはコツなんかないってことです。
リフティングはテクニックではなく練習量です。ひたすら反復練習をするしかないんです。
ただ、練習してもなかなか伸びない子もいるでしょう。
長男がそのタイプで、運動神経はないし集中力もない。
反面、次男はセンスがあるようで、メキメキと回数を伸ばしています。
その二人を見ていると明らかな違いがあるのも感じます。
楽しんだもの勝ち
その違いというのは、次男のほうが楽しそうにリフティングをしているということ。
長男はなんとなくイヤイヤやっている、いや「やらされている」という感じがあります。
まぁ、次男に回数を抜かれてふてくされているのもありますが(笑)
練習する上で「楽しく」というのは本当に大切ですね。
楽しいからやりたくなるし続けられる。→続けられるから回数が増えてもっと楽しくなる
そんな好循環にすればこっちのもの。
しかし、それがうまくいかない。
楽しくする工夫が必要
そこで、楽しくない練習をどのように楽しくするかというのが大切になってきます。
これは、リフティングにかぎらずあらゆる基礎練習で必要になりますよね。
子供って正直で楽しくない練習はすぐに飽きますから。
だから、日々楽しませる工夫が必要です。時にはモノで釣っても良いかもしれませんね。
我が家での楽しませるための工夫は
- 昨日より1回でも多くできるように頑張る
- 最高記録を更新したら大喜び!
- 家族でリフティング大会を開催
- 友だち(兄弟)と回数を競い合う
こんな感じでしょうか。
リフティングはドリブル練習などとは違い「回数」という単純な目標ができます。
徐々に回数が増えていくことが嬉しいようで、昨日は3回だったのが今日は5回というのが楽しいようです。
家の中でもできる練習法
家の中でリフティングをすると、ボールがあっちこっちに飛んでいって家具を壊す可能性もあります。
我が家は子供部屋の物を全部なくしてサッカー部屋にしちゃったのでそこで練習をしています。
裸足で普通のボールをけると痛いみたいので、スポンジボールで練習しています。
スポンジ製なので軽いし、壁に強く蹴っても壁が壊れる心配もありません。
頭にあたってもあまり痛くないし、おすすめですよ!
広いスペースがないなら、ボールネットを利用するのもいいですよ。
ネットに入れたボールを蹴ることで、ボールを当てる場所や強さを覚えるのにも最適です。
ボールがあっちこっちに飛んでいかないので、取りに行くめんどくささもありません。
三男くんの練習量と練習メニュー
年中の夏休みから本格練習を始めた三男くん。
どのくらい練習しているのかも気になる方もいるでしょう。
我が家でのリフティング練習は朝の15分とお兄ちゃんが練習や試合をしている時の待ち時間くらいです。
1日に何時間もやるより、毎日コツコツ練習を続けるのが大事だと思っています。
朝練は平日毎日やっているし、土日は誰かの試合に応援に行ってグラウンドの脇で練習しているので、ほぼ毎日ボールを蹴っています。
リフティングばかりやっていても仕方ないので、ドリブル練習やパス・シュート練習なども楽しみながら、時には真剣にやっていますよ。
三男なので、お兄ちゃんたちに影響されてメキメキ成長しています。
練習メニュー紹介
8月からやっている練習を紹介します。
ちなみに、三男君は年少の時にワンバウンドリフティング100回は達成していました。
足首を固定する意識
まず、足首を固定するように意識させます。
「足首を伸ばす!」と口で言ってもなかなか出来ないので、私がボールを持ってゆっくり蹴る動作をさせました。
「足の指をグーにする」「足首ピーン!」などと伝わりやすい言葉でイメージさせると良いかもしれません。
右足はすぐにできるようになったのですが、左足はなかなか足首を固定できませんでした。
1ヶ月位続けたらそれなりにカタチになったかな。
ボールを当てる場所を意識させる
足のどの部分にボールを当てるのかを意識させました。
靴を履いているなら、マジックの部分。裸足なら足の甲の出っ張っているところ。
「この部分にボールの真ん中を下から当てるんだよ!」
と教えて、1回キャッチで感覚を覚えてもらいます。
ボールは当てるだけ!
リフティングをする時に、ボールを蹴ってしまって高く上がり過ぎて続かないこともありました。(あるある?)
なので、「ボールは蹴らない。当てるだけ」と練習中はずーっと言っていた気がします。
「足首ピーン!当てるだけ!真ん中!真上に!」
って横からいい続けていましたね。
3回以上できるようになったらあとは練習あるのみ
上のことを意識して、3回以上できるようになったら、あとは練習あるのみです。
練習メニューとしては、パパとリフティング対決です!
10回勝ったら優勝!というルールを決めて、毎回10対9で負けるように対決していました(笑)
途中から10対0じゃないと気がすまなくなってしまい、僕よりも回数が少ないと「もう一回!」と何度も何度も挑戦するようになりました。
こうなったら成功ですね(笑)
最近は「○回やるまで帰れまテン!」という感じで
「今日は何回やるの?」「10回!!」「よーし、頑張れ!」
という感じで、自分で回数を決めさせて、それをクリアするまでやり続けるという事もやっています。
まとめ
リフティングは正しいフォーム(足首の固定、当てる場所)を覚えたら、あとは反復練習でしかありません。
ぶっちゃけ30回できるようになれば、あとは集中力だけで100回まではいけるでしょう。
100回超えれば300だって500だってできるはず。
ミスを無くして集中力が続け場ですが。
楽しく続けさえすれば回数は伸びるはず!
友達や兄弟と競い合うことは大事ですが、上の子と比較してもやる気を削がれるだけです。
今1,000回できる子も3回しかできなかった時期はあります。
誰よりもコツコツ練習してきたから今があるんでしょう。
実際に、長男くんを次男と競い合わせすぎて完全に失敗しました。
次男に負けたことで、完全に自信とやる気を失っています><
競わせることも大事ですが勝たせることも大事。
最近は三男と次男との対決もやらせますが、次男は「左のアウトサイドだけ」などのハンデを付けています。
お父さんとしては、楽しく続けることができるようにいろいろ工夫する必要がありますね!
おすすめのリフティング練習動画
初心者が一から始めるためのわかりやすい動画です。
練習の参考にしてみてください。
楽しませるにはこんなのもいいですね↓
【子供が自発的に練習するようになるリフティング練習方法 (5歳児) 】
この子の現在の動画を見るとめちゃくちゃヤバイです。うますぎです!